うつ病ACの独り言

うつ病で休職中のAC社会人が思うままに日常生活などについて書いているブログ

私とうつの馴れ初め

 

ツイッターやFB、インスタグラムなどのSNSが進出してきて

2000年代はみんなブログ書いてたのにブログ書く人もあまり見かけなくなりましたね。

 

そんな私もブログを書くのは数年ぶりです。

どうも、マグと言います。

うつ病(大うつ病)で休職中のAC(アダルトチルドレン)です。

今回はまず私がうつになったきっかけについてお話していきたいと思います。

 

うつ病って聴くと エッ て思われがちですが実はこんな私も1年前までは普通に総合職でバリバリ仕事していました。

むしろ仕事人間でいわゆるワーカーホリックでした。

 

これはうつになって知ったことなんですが、うつというのは突然やってくるものではなくじわじわとその「予兆」があるんですよね。

例えば眠れなくなったり、趣味が楽しめなくなったり、食事の味が感じられなくなったり、週末になると必ず熱が出たり、めまいや動悸がおさまらなかったり、つねに身体が怠い等…こういった「予兆」がだんだん増えていきます。

そして私はその増えつづける予兆を感じ取りはしていたものの、無視しつづけ仕事にいっていました。(その期間およそ2年ほど)

 

「社会人としてこれくらいみんな我慢している、自分だけじゃない」そう思って何の対処もせず、また仕事が忙しいという理由で病院にも行けていませんでした。

 

 

それが積み重なったのかあるいはまったくの偶然だったのか、内蔵の一部を病気しまして。

 

すぐにオペするほどではなかったのですが、薬物療法で治療しないとね~って話をドクターとしていた際に他になにか症状はあるかと聴かれ、素直に夜あまり眠れないことが続いていると伝えました。

そこからそれは普通じゃない、ストレスからきている可能性があるからと、心療内科か精神科を受診したほうがいいと言われ驚いたのを今でも覚えています。

 

それから2か月後に精神科を受診し(仕事が忙しくて&気乗りしなくて受診が遅れた)、結果、仕事の激務からくるものとして「適応障害」と診断されました。

 

適応障害?なんじゃそりゃ?よくわかんないけど休めるの?

なんでもいい、とにかく熱が下がらなくて身体も辛いのでほんの5日ほど仕事休ませてくれ~~~~っと思っていました。

 

しかし医師からは休職は最低3か月は必要だと言われ

(今考えると当然なんだけど当時はなんで3か月も!?そんな仕事休むとか無理!!!という思いが強かった。苦笑)

どうしてそんな休む必要があるのか、自分がいないと仕事はどうなるんだと色々考え、結局診断書の期間はひとまず1か月にしてもらい(必要だったら診断書追加してもらうので1か月で書いてくださいと医師に頼み込んだ)、上司とも相談し、業務の引継ぎを終えてから休職させてもらいました。

 

そして本当に1か月の休職で復帰しました。

(アフォか~~~~い)

 

さて皆さんもうお分かりですよね。この判断が間違っていると…。

そう、わたくしアフォだったんです…。

今考えるとこの復帰がいかにダメだったか頭が痛いほどわかる…上司も私自身も、病気のことをよく理解していなかった。深刻に考えていなかった。

 

さて復帰後は休んでいた1か月を取り戻す勢いでバンバン仕事しよう!!と意気込んでいたものの、いざ復帰をしてみるとなんだか様子が違う。

まずフルタイムで出勤は駄目らしく半日出勤からスタート。(職場の配慮です)

任されていた仕事が半分ほどに減っている。(上司の配慮です)

今まで理不尽に怒鳴りちらしてきた職員も人が変わったように優しくしてくれて驚きました。(はじめからそうしろや)

 

これらの有り難い配慮が、逆に自分にはストレスに感じ、私はもう要らないのか?役立てないのか?と不安と焦りが増していきました。

仕事はバリバリして当然、そういう考えがあったので自分の現状が耐えられなかったのです。

かくして、私はこの数か月後に「うつ」になり休職に至りました。

適応障害の診断が出ていたときにきちんと病気について考え向き合わず、療養しなかった。そして誰にもそのことを話さず、明るく元気なフリをして復帰を急いだ。

以上が私のうつになったきっかけでした。

 

(ホントは復帰してからうつで休むまでが一番しんどかったです。それについてはまた別の機会に改めて書きたいと思います)

 

ちなみに現在も休職しながら病気療養中です。

このブログではうつの日常生活や仕事のこと、独り暮らしのこと、ACとしての過去のお話しなどをゆる~く記事にしていきたいと思います。

ブログを通して同じように苦しんでいる人たちに何かひとつでも勇気を与えられたらなら幸いです。

 

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