うつ病ACの独り言

うつ病で休職中のAC社会人が思うままに日常生活などについて書いているブログ

ユダを誰が処刑できるのかっていう昔ばなしとか

11月もラストですねどうもこんにちはうつ病休職中社会人のマグです。

さて、来年から再び社会人として働くことになってます。

つまり真昼間から優雅にお茶飲んでブログ更新なんて多分これが最後でしょう。

いや今まで夜中更新だったから最初で最後なんだがな!!!!!!!

 

来月は母から実家に戻ってゆっくり過ごすようにと言われて返事を濁してましたが、12月は通院も面談もあるし自分のコンディションと年が明けたら慌ただしくなることを考慮し最後の仕上げ(心身共に治療に専念)をしておきたいので、やはり自分を最優先します。この街で、この自分の城でダラダラしたいんじゃ~~~~!!!!年末年始には帰るからそれで許せッッッ!!!!!

 

さて、私は復職し新年度から新しい職場に行く「転職者」になるんですが、まぁ言わば現職復帰は転職前の自分的復職プログラムみたいなもんです。(最高のゲス顔)(本当に図太くなったな…おじさん感動だよ…おじさんて誰や)

 

しかも復職先はお偉いさん方の所属するトップ部門(まぁ実際は現場じゃ使い物にならないからおじさま方の秘書でもやってろってことかな?)になるのでまさか退職直前の職歴にこんな箔がつくとは思いませんでしたヤッタね!!!!!(これぞ本当のクズ~~~~)

 

うん!!!!!!

元気になってきたね!?!??!!

ここまでくるのに実にちょうど11か月です。

元気になるまで11か月、必要でした。

あと残りの1か月、モチベを下げずに暮らすには親も兄弟も不要。ただ自分の意志に従うのみ!!!!!!

 

ただやはりね…復帰したら心のどこかで、罪悪感とかよりも、もっとここ改善する余地あるな、ここはこう動かしたらAかCかになるんじゃない?っていうのがポンポン出てくると思うんですよね…。そういうの復帰先では「使えない状況」になるわけで、ただじっと与えられた仕事だけを笑顔でするしかないというのもまた苦しいもんだなぁ~と不安です。

というか自分以外全員役員クラスのお偉いさんがたと同じ職場なんて震えるほど緊張する豆腐メンタルyeah!!!

(あの…まじでちびりそうなんですけど…)

 

こっからは 本当にしょ~~~~もない自分の話なんですけど。。。

もう辞めるのでね。思い出話でもさせてください。

 

元々自分は研究者志望だったのですが、親の反対もありその道叶わず今の職場に入職しました。他の同級生たちと比べ出遅れての就活だったので、ほぼ引きこもりニートみたいな時期もあったし、でもこれじゃいけないととにかく待遇と安定性と「親が納得する職場」だけを求め、ラッキーなことにすんなりと今の職場に入職することができました。

 

ただ、いざ入職してみると内部はかなり硬直かつ腐敗しており。。。。

次々と退職者が出ていたので自分もこのまま腐るのは嫌だなぁ失敗したなぁ、どうしよう何のスキルも得ずに転職できるかな…と不安に思ってた時に転勤の辞令がかかったのが運命でした。

しかしまだ入職して1年なのになぜ自分が?3年ごとに転勤のはずでは?と内心自分がこれから何か面倒なことに巻き込まれるなぁというのは薄々感じており酷く嫌な気持ちになりました。

 

なぜならその転勤先は誰もが嫌がる超激務かつエリート&幹部候補しか入れない部門だったからです。後から聞いた話ではそこの次長から直々にお声がかかったとのこと。ぶっちゃけその方とは面識はあっても所属も違うしなんでだろう?と思ったが、1度だけ彼から私の担当する業務に関して(でも自分は管轄外)のヘルプが入ったことがあり、その処理をどうしたら良いかという相談内容だったと思う(正直あんま覚えてない)

その際に「うへぇ~管轄外だな~この人直々に内線ってことはこっちでやれってことなのか?アン???(喧嘩腰)(キレやすいゆとり世代の代表)困るなぁ今日上司いないし…でも緊急性あるし、ここは自分がやったほうが早いな~最終的にはこっちも困る案件だし…」と自分なりに考えたところで、でまぁ管轄外だけど緊急だし稟議あげるほどのものでもないし「あくまでそっちが主導した」「自分は管轄外なので必ず同行者を付ける」「こちらは上司不在のためそちらの権限でOKサイン出す」という条件であればすぐにでもそちらに伺ってご協力できるのですがどうでしょう?と提案して処理したことがあって、その際に彼は大変自分を評価してくれていたらしい。(まぁ良いように使われたってだけなんだけどね。そういう良いように使える奴を見つけるスキルが彼にはあったわけだ)

 

部署が何十にもなるといろんなセクショナリズムがあって色々と手続きが面倒なんですよね。でもそれじゃ間に合わない、問題が膨れ上がる前に自分は「直属の上司の許可を無視(「相談」してきた相手が上司より偉いからできた技)」かつ「事後報告でもOKが出るグレーゾーン」にもっていったことを彼は「評価」したんですよね。つまり「悪い」大人が出会った瞬間だったわけです…苦笑)

 

でも転勤してその方の直々の部下になれたというのは自分のキャリア人生で最もラッキーなことでした。自分は彼を「このひと、他とは違うな。なんかやり手だなぁ」と感じていましたが彼は民間あがりで元大企業の営業だったのです。

彼は常に合理性と利益とスピードを追求し、人を動かすスキルに長けていました。

そんな彼の姿をみて必死にそのスキルを盗みました。また彼も何のスキルもないペーペーな自分を根気強く育ててくれました。

人を動かすにはどう立ち回ればいいのか、人間の身体のコンディションが最も良いのはどの時間帯か、あの部署をうごかすにはどこの誰をどう説得するかが大事などなど…また失敗を最小限にするためにどういう選択をとれば良いか、今動く時なのかあるいはもう少し熟すのを待つか、相手より常に先手を打つことの重要性、切り札はあるのか等々…そういうのを彼と常に相談し合いながら同世代では到底経験できないような仕事をいくつも経験することができました。気付けば自分はだいたいのことはすぐ対応できるゼネラリストになっていました。

正直言うととてつもなく楽しかったです。未だにもっとあの場所であの部門でやりたいこと、自分にできること(改善の余地が)あると思います。

 

でも身体がついていけなかった。

気付けば2年半もあまり眠れず、毎週土曜は何かしらの科に診察にかかり服用した薬は30種を超えていました。でもそれは自分だけじゃない。みんな「そうやって」社会人やってるんだ。これが当然なんだと思って働きました。

しかしある薬の副作用でまったく眠れなくなり神経科にかかったら「あなたそれは普通じゃない。すぐにでも診断書を書きます。休んでください」と言われ心底驚きました。

え???自分普通じゃないの?????みんな「そうやって」眠れないの当たり前じゃないの???「そうやって」働いてるんじゃないの????嘘だろ?????

そんな馬鹿な…じゃあ何で自分はこんなボロボロなの???なんで????え??嘘やろ・・・・なんで????(震え声)

 

診断がでたときはそりゃもうショックでしたねHAHAHA…

「病名がついた」ことがショックだったんじゃない。

「みんなそうだと思っていたのに、自分だけだった」という事実に絶望しました。

 

だってあれだけ過労死のニュース出てるよ、でも自分はまだ動けるんだよ働けるんだよ、みんなそうだろう?苦しみながらもギリギリ働いてるんだろう?それが社会人なんだろう????

ず~~~~~っとそう勝手に思い込んでたわけなんですよ。

そりゃ自分の病気にも気づかんわな!!!!!!(これぞ子どもの頃から十分な教育も受けずにただ言われたこと、与えられた環境で従うしかなかったACの姿。またの名を奴隷根性とでも表現するか…)

 

悔しかったです。

まだやりたい仕事たくさんあるのに、もうできないんだと悔しかった。とてつもないストレスがあったのも事実だけれど、それだけじゃなかった。得られたものはたくさんあったからこそ悔しくて悔しくて泣きましたアーーーーーッ(蘇る苦しみ~~~~)

 

その部門から今の職場に転勤が決まる前、上司は自分に「例えばの話だけど俺がここのトップになったら、マグさんにまた助けて欲しいよ。また一緒に仕事してくれるか?」と話してくれたのが嬉しいような迷惑なような、そんな複雑な気持ちでした。(はい、とだけしか言えなかったけどね。部下だし。)

 

彼は野心家だったので自分を大いに「有効活用」できた素晴らしい上司ではありましたが、同時に部下をひとり過労で病気にさせてしまったのです。(まぁ自分が自分の異変を異変だと認識できないほど、ACでもともと「ふつう」の教育を十分に受けずにきた発達ボーダーの「なんか抜けてる」部下だったのは彼にとっても不幸といえば不幸なんじゃがな…)

 

別に恨みなどないです。職場内で不倫のために抜け出そうが多忙期になって突然休んで自分に仕事押し付けてきたりと散々色々やってくれましたが、自分に経験する場所を提供してくれたのは間違いなく彼なので。

私はACなので親の言う通り以外のことは許されませんでした。

なにもかも制限されて禁じられてきました。

自分でこんなアイディアがあっても、それを発揮する場所どこにもなかった。

でも彼はそれを許す場所を与えてくれた。自分の提案をいくつも拾ってくれて、実行させてくれて、そして結果を出したら、必ず褒めてくれた。嬉しかったです。はじめは褒められることすら知らなくてどう反応していいかわからなかったけど、次第に「喜んでいいんだ」と気付くようになり褒めてくれるのがうれしくてもっと頑張ろう!もっとやろう!!と色んなやる気に溢れていました。生まれてはじめて人間になれた気がした。いや自分を人間に育ててくれたのは学校でもなく家庭でもなく彼とその職場の環境だったのでしょう。本当に感謝しています。

 

でも自分は結果としてその恩人を裏切るかたちで年度末、退職します。

きっとあの部門で仕事ができたのなら自分は「仕事辛いな辞めたいな」と思いながらも納得がいくところまで仕事やりきって退職したと思う。

(今の職場に転勤辞令など出なければ…こればかりは人事部のミスです。自分はただ嫌々ながらも辞令に従い、きちんと新しい職場でも仕事をして引継ぎもしてから休職に入ったので、自分には否はないと思…いたい…。毎晩ワイン漬け血だらけになってでも絶対に周りにそれを察知させず仕事も休まずにやりきったのは自分なりの強がりです。もうあとの祭りですが…)

 

大がかりなプロジェクトが難航している中、自分がこのタイミングで退職することは組織に対する裏切り以外の何ものでもないと思う。さらに言えば未だに自分は退職の意思表示はしていません。就業規則には従いますがギリギリまで粘ります。(それを今やっちゃうと復帰するチャンスがない。次の仕事までは「つなぎ」として在籍する必要がこちらにもあるのです。)医師には「(退職のことは職場に)すべて話した」と言いましたが嘘です。全部嘘なんです。大嘘つきクソ野郎です。

 

色んな嘘に嘘を重ね、無事「医師の許可のもと」復職権をゲットしたのです。

絶対に最後までピエロを演じてやります。

皆の期待を裏切って、それでも自分は自分の命を取りました。

処刑したければして欲しいとどこかで思いながら、それでも彼らが自分にそれをできないことをよく理解したうえで自分はやりきります。

(多分向こうは自分が年度末に退職するのは想定内だと思う。けどだからといってよほどの犯罪行為でもしない限りは自分を退職させることは絶対できない)

 

お互いにwin-winで終われるよう、きちんと「それなりの退職理由」も準備してますので今の職場とは静かにお別れしたいと思います。

なんかこう書くと恋みたいだな。恋なのかな(錯乱)

ラブレター(退職届)書かないとなぁ…。

 

気がかりなのは復職後、職場側が「部外者(になる予定の人間)」に重要な案件を任せないことを祈るばかりです…自分は決して誰かに話したりはしませんがお互い気持ちの良いものでもないでしょう。

 

あ~こんな色んな想いをめぐらせながら、次の職場にいくんだなぁ。

めっちゃおセンチなんですけど…(白目)

今の職場がただ憎くて「もう許せん!!!退職してやる!!!!」って思えたらどんなに楽だったか…いやそういう気持ちは「今の所属先」にはあるんですけどね(あるんかーい)だから転職活動に踏み込めたわけで…。

 

今年いちねんの締めくくりにはまだ早く、かと言って引きこもってるのでこれといったネタもなくただ純粋に、いまの職場への感謝と残された時間で復帰にむけての準備をします。復帰した以上は誠意をもって働きます。ベストを尽くします。それが道義かなって思うので。ただ無理はしないよう自分をセーブすることが第一ですが。

 

ああ今日もだらだらと書いてしまったな。

ここまで読んでくれた貴殿、聖人か何かですか???笑

ありがとうございます。

こういうのツイートすると字数がね…140字じゃね…TL占領どころか1日で規制されてまうわ!笑

 

ではみなさん、2018年さいごの月でまたお会いしましょう!!

 

2018.11.30 マグ

 

 

フーッ

ギリギリ11月中にブログ更新できたぞッッッ!!!!!!

(謎の達成感)

来月で12月とか今年1年、あっという間だったけどとても濃密な1年でした。まだ1年足ってないけど…笑

ラスト1か月で「今年を仕上げ」ます!!!

インフルやノロに気を付けて今年乗り切りましょうね!

 

 

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15歳の時に模写したミュシャの作品が古いメモリーカードから出てきたので。

当時の携帯の画質でかなり粗くてすみません。